本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモは、ユーザーがよりあんしん・安全にスマートフォンなどを利用できるよう、フィッシング詐欺などの被害につながる可能性のある迷惑SMSを、自動で専用フォルダへ振り分けるサービス「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)」を、2022年10月27日(木曜)から提供開始することを発表している。

SMS(ショートメッセージサービス)は、電話番号などへ文字メッセージを送受信できるサービス。

宅配業者や金融機関、通信事業者などをかたる偽のSMSを送信し、記載されたURLにアクセスさせ、不正なアプリをインストールするなどの手口で個人情報を盗み出そうとするフィッシング被害が増加しており、ドコモは、詐欺被害を防ぐため、これまでも危険なサイトのURLや電話番号が含まれるSMSを自動で拒否する「危険SMS拒否設定」などの取り組みを実施してきた。

今回、本サービスの提供により、ユーザーのメッセージアプリに届いた迷惑SMSを自動で専用フォルダへ振り分けることが可能となり、さらなる対策強化に取り組んでいく。

ドコモ、「あんしんセキュリティ(迷惑SMS対策)」のサービス

本サービスは、セキュリティパートナーであるトビラシステムズの協力により、迷惑SMS判定の機能を提供する。
ユーザーのメッセージアプリで受信するSMSを迷惑情報データベースと照合し、迷惑なSMSと判定されたSMSを、自動で「迷惑メッセージフォルダ」へ振り分ける。

トビラシステムズの迷惑情報データベースは、警察や外部機関、利用者からの情報に加えて、独自調査で収集した情報を統合したデータベース。
さらに、AIを活用し迷惑情報データベースを最新化しており、日々巧妙化するフィッシング詐欺に備えることができる。

利用料金は月額220円(税込み)で、初回60日間無料で利用できる。


参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/10/27_00.html