6月23日付けのNTTデータ公式サイトのニュースリリースによると、NTTデータは、国立新潟大学と、地域住民と共に「循環」をテーマに地域創生を進める共同研究を2022年6月30日(木曜)から9月30日(金曜)まで新潟県佐渡市で行うことを発表している。
持続可能な街や暮らしの実現に向け、市が現在抱える課題の整理と、その解決策の提示を目指す。
佐渡市は、自然豊かな環境から多くの恩恵を受け、生物多様性を守りながらより豊かな暮らしに発展させていくことを目指しているが、人口減少による自然荒廃や経済衰退が深刻である。
そこで、自然資源を生かし経済を発展させる、「循環」する街の実現が急務で、今回の共同研究では佐渡市民と対話型のワークショップを全5回開催し、地域の現状や課題、ニーズ、未来像、課題解決の方向性を「循環」をテーマに探る。
今後、NTTデータは共同研究の成果をもとに2022年度下期に「佐渡リビングラボ」を開設し、自然共生と経済発展を好循環させる社会システムやサービス検討に着手予定。
■リビングラボの活動を生かしたサービス開発プロセス

■両者の役割
NTTデータ:ワークショップの運営、国内先行事例の調査