本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、NTTドコモとサイバーエージェントは、両社の経営資源を活用した広告事業の展開を目的に、新たに「株式会社Prism Partner(プリズムパートナー)」を設立することで合意したことを発表している。

8,900万人以上の会員基盤を保有するドコモと、国内屈指のデジタル広告の実績を持つサイバーエージェントが、お互いのノウハウとアセットを活かした新たな広告商品を提供し、広告主のマーケティング活動に貢献する。

■新会社概要
名称:株式会社Prism Partner(プリズムパートナー)
英名:Prism Partner Inc.
事業開始日:2022年10月(予定)
事業内容:広告・販促商品の配信・運用・販売事業
資本金:550百万円(資本準備金275百万円を含む)
出資比率:ドコモ:51%、サイバーエージェント:49%

■新会社による事業の特長
1. デジタル販促からCRMまで一気通貫したソリューションを提供
ドコモが保有するサービス利用情報などの会員基盤データやオンライン・オフラインデータを基に広告を配信するドコモのターゲティング広告商材を販売する。
また、「dポイント」を活用した購買行動促進、購買の効果分析を一貫して行うドコモのデジタル販促広告商品を開発支援・販売する。
広告配信結果のデータをドコモのマーケティングプラットフォーム「スーパー販促プログラム」などのCRMツールと連携することで、顧客への広告配信に留まらず、商品やブランドへの愛着・信頼の向上に繋がる活動を運用面含めてサポートする。

2. ゲームを中心としたアプリ事業者向けの新たな切り口でのターゲティング広告を提供
ドコモが持つ会員情報やアプリ利用傾向に関するデータなどを活用したアプリ事業者向けのドコモの広告商品を開発支援・販売する。
開発支援に際しては、これらのドコモの保有データと、サイバーエージェントが提供するスマートフォンアプリに特化したダイナミックリターゲティング広告「Dynalyst」を連携させることで、高度なアドテクノロジーを活用し顧客ひとりひとりにカスタマイズした広告配信を実現する。

Prism Partnerの事業の特長


参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/05/26_01.html