本日付けのNTTドコモ公式サイトの報道発表資料によると、ドコモは、VR機器に対応した3Dアバターへリアルタイムに表情を反映し伝送する遠隔接客システムを開発したことを発表している。
本システムは、接客中のオペレーターの表情をWEBカメラで撮影し、仮想空間のオペレーター役の3Dアバターへリアルタイムに伝送する。
利用者はVR機器やパソコン、タブレットを用いて3Dアバターによる接客を受ける。
■アバター例(VR版)
■アバター例(VR版)

■特長
・VR機器および3Dアバターに対応
・「リアル」、「デフォルメ」の各テイストによる豊富なアバターを提供
・Pinscreen社の「ニューラルレンダリング技術」(機械学習を用いてCGのレンダリング処理を2次元画像の情報のみで実現する技術)による高品質かつリアルなアバターを実現
・画面共有や文字チャットなどの接客に必要な機能も提供
■利用イメージ(概略)


■対応機器
オペレーター側
・パソコン(Windows、Webカメラが必要)
ユーザー側
・VR版:Oculus Quest2
・スマートフォン・タブレット版:スマートフォン・タブレット(iOS/iPad OS、Android)
・パソコン版:Windows、Mac OS
※ スマートフォン、タブレット、パソコンはWebアプリでの提供となり、対応ブラウザは、ChromeとSafari。
今後、実際の接客シーンでのトライアルを踏まえながら商用化をめざしていくという。
なお、本システムはNTTグループが展開するXR事業(NTT XR)の取り組みの1つで、2022年1月17日(月曜)からオンライン上で開催する「docomo Open House’22」にて紹介する。
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/01/13_01.html
参照URL https://www.docomo.ne.jp/info/news_release/2022/01/13_01.html