8月15日、横浜F・マリノスはホームのニッパツ三ツ沢球技場で大分トリニータとの対戦。
雨が降りしきる中、試合が動いたのは前半30分だった。
マリノスの岩田智輝選手が相手DFラインの裏へスルーパスを出すと、抜け出していた仲川輝人選手がゴール右へえぐり中央へマイナスのパスを送ると、前田大然選手が右足で押し込み先制する。
対する大分も前半39分、下田北斗選手のコーナーキックから中央で待っていた伊佐耕平選手がヘディングで合わせ、左のサイドネットへ同点ゴールを決める。
しかし前半45分、大分のバックパスが中途半端になり、一瞬の隙を見逃さずにマリノスのレオセアラ選手が抜け出して大分のGK高木駿選手と一対一になり、冷静にループシュートを放ってネットを揺らした。
結局このまま2-1でマリノスがリードで折り返す。

後半に入ると、10分にマリノスの扇原貴宏選手が左足で素晴らしいスルーパスを出し、これに抜け出した前田選手が左足でクロスを送り、中央で待っていたレオセアラ選手がこの日2ゴール目を決め、点差を2に広げる。
さらにマリノスは後半30分に途中出場の水沼宏太選手が前線へフィード送ると、前田大然選手が抜け出してトラップからのループシュートを放ち、ボールは大分GK高木駿選手の頭上を超え、ゴールネットへと吸い込まれた。
前田大然選手の2ゴール目で、スコアは4-1とマリノスが3点差に広げる。
そしてとどめは後半38分、左サイドでボールを持ったエウベル選手がドリブルでペナルティエリア左へ進入し、右足アウトサイドで中央へ浮き球のパスを送り、これを中央で待っていた前田大然選手がヘッドで押し込みハットトリックを達成!
結局試合は5-1でマリノスが勝利し、リーグ戦2連勝とともに直近11試合の無敗を継続した。

この日、前田大然選手は、バイキンマンのポーズを取るゴールパフォーマンスを魅せた。
東京五輪からチームに戻ってきて、試合をこなすごとに調子も上がってきた。
ハットトリックはプロになってから初という。
元々スプリント能力も高く、攻守にわたってチームに貢献している。
マリノスとしてはレオセアラ選手が2ゴールを決めたのも大きい。
ケヴィン マスカット新監督の選手起用の時間配分もうまいと思う。