人気ブロガーであり、作家でもあるphaさんの勉強法が書かれた書になる。
どうせ学ぶなら楽しく学んだほうがいいので、自分が楽しめるやり方を習慣化できたら最高だろう。

本書は情報を整理するインプット術、頭を整理するアウトプット術、だるいを解消するモチベーションとスケジュールの技術といった3章で構成されている。
ほかに付録として、教養がつくマンガガイドとして、おすすめマンガ16選が紹介されている。

インプットではどう記憶を強めていくのか参考になった。
ただ目で文字を追うだけでなく、五感をフル活用するというのは、自分も含めてなかなか活用できてない人も多いのではないだろうか。

アウトプットでは、軽いアウトプット法としてネットを活用、重いアウトプット法として紙とノートを活用するという使い分けは面白い。

モチベーションのために時間を区切る方法は有効だと思った。
長い時間、集中力を保つのはなかなか人間難しいし、ハードルを下げ時間を細切れにして達成感を多く味わうほうが確かにベターだ。

phaさんは、ブログを書くことで思考や知識が増強されたと実感していて、自分のためにブログをやっているスタンスは自分も同意である。

最後に本書を読んで一番印象的だった箇所を紹介しよう。

「言語化する」というのは、人間の持っている最も偉大な解決能力だ。

問題や課題を言語化するのはとても大事なことだと痛感している。

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ゆるくても続く~知の整理術 (だいわ文庫)