本日付けNTTドコモ公式サイトの地域からのお知らせ(九州・沖縄)によると、NTTドコモ九州支社は、5Gプレサービスエリアとしてエリア開設した、大和情報サービスが沖縄県豊見城市で管理・運営する、「沖縄アウトレットモールあしびなー」、および美ら島財団が管理・運営する、沖縄県国頭郡本部町の美ら海水族館において、第5世代移動通信方式(5G)を活用した、サイネージレコメンドサービスを使った実証実験を2020年2月29日(土曜)~3月1日(日曜)、および2020年3月14日(土曜)に実施した。

本実証では、NTTテクノクロスにて開発したサイネージシステムに接続されたカメラで、各施設の来場者の撮影画像をNTTテクノクロスが管理するクラウドに高速伝送。
画像認識AIエンジンにて年齢・性別・グループ構成などを判別することで、来場者に最適なテナント店舗などの情報の提供、ならびに施設内を回遊する来場者へ最適な施設への案内などを配信し、施設利用の分散化を目指し実証を行った。

■サイネージレコメンドサービスのイメージ
サイネージレコメンドサービスのイメージ

本実証では、5Gの「高速・大容量」の特性を活かし、撮影した映像を瞬時にクラウドに送出、AIによる画像解析後、レコメンド情報を来場者に提供した実証実験は成功した。

ドコモでは今後本実証で得られた成果を生かし、レコメンド機能をもつサイネージによって、施設来場者に対して各テナント店舗への適切な送客や、観光客のニーズに即した適切なご案内などを行うとともに、あしびなーや美ら海水族館を含めた全国の商業施設・観光施設・テーマパークなどにおける次世代の広告配信サービスの創出を検討し、デジタルサイネージ配信の効果的な広告配信展開ビジネスモデルを検討していくという。


参照URL https://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/kyushu/page/200316_00.html